IT業界で人気や需要が高まっている職種とは

IT業界で主流となったクラウドという大きな波は、特定の職種の需要をさらに高めています。その代表例がフロントエンドエンジニアとインフラエンジニアでしょう。

フロントエンドエンジニアとは、利用者が実際に操作するWebブラウザ画面側の開発をおこなうエンジニアです。画面のデザインやレイアウト、ボタンを押したときの動作、などは利用者の目につきやすく、それらが使いやすさとして直接的に評価されることも多いものです。クラウドサービスを開発し、それを顧客に提供する企業は、一般的に月額課金の体系を取っています。従来のサービスのように「買い切り」ではないため、どうしたら顧客にずっと使い続けてもらうかは企業の存続に関わる重要な課題です。顧客から選ばれ続けるためには、サービスの使い勝手の良さは絶対に切り離せません。だからこそ、そこで大きな役割を果たすフロントエンドエンジニアはさらに注目を集めているのです。

インフラエンジニアとは、本来はサーバーやネットワーク機器などの機材の構築、設定、運用をおこなう役割がほとんどでした。しかし、企業がサービスを開発あるいは提供するための基盤も、今や自前で調達する方式(オンプレミス型)から各社が提供するクラウド基盤を利用する方式に切り替わりつつあります。すなわち、これまでのように機材の構築や運用に詳しい人材ではなく、各社のクラウド基盤の運用、管理方法に長けている人材が求めらるようになったのです。このような転換期に際して、クラウドに精通したインフラエンジニアの数はまだまだ十分ではありません。クラウド基盤に関して一定のスキルを身に付けている人材は「引く手あまた」と言えるでしょう。